体調と精神状態は連動する
風邪引いて絶好調に絶不調なワテクシですが、不思議なモノで体調が悪化するとですね、心に余裕が無くなるんですよ。体調が万全な状態においては何気なく聞き過ごしていたような些細な言葉にさえも苛ついて、いちいちカチンと来てしまうんですね。心のクッション、バッファー、ショックアブソーバーが上手く働かなくなってる。
これは一体全体どういう事なんでせうか。
脳生理学とかではとっくに証明されてるような話なんでせうかね。
病気になると今まで正常に分泌されていた脳内物質が減少して、代わりといっちゃなんですが、苛々する脳内物質が出まくるとか、そんなんなんでせうかね。
それともただの思い込みなんでせうかね。
だから体調どころか病気で体がボロボロの人が健気にも『闘病』なんかしちゃってるドキュメンタリーを見ると、変な気持ちになる。そんなにボロボロなのに何故頑張れる?何故強気でいられる?周りに感謝できる?
俺が同じ状況に立たされたとしたら、余裕で呪える。健康なヤツらを。同情してくるヤツらを。
同じ生命体とは思えないのだ。『闘病』しちゃってる人なんかは。だから尊敬とか崇拝とか憧憬とかいった感情は湧いてこず、自分の理解の範疇を越えているとしか言い様がない。だから俺は人間をいつまでたっても理解できないのだろうし、それがいいのだろうとも思う。理解したと思い込む事ほど、この世でつまらないものはないからな。