自民有志、慰安婦問題での訪米を取りやめ

自民有志、慰安婦問題での訪米を取りやめ
 自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の中山成彬会長らは24日、国会内で塩崎恭久官房長官と会い、従軍慰安婦問題で日本政府の謝罪を求める下院決議案の採択を阻止するため、月末に予定していた訪米を中止する方針を伝えた。同問題が一段と混迷することを懸念したため。中山氏は会談後、記者団に「日本の国益安倍晋三首相の心境をおもんばかり、いったん中止という形にした」と語った。(07:02)
NIKKEI NET:政治 ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070425AT3S2400W24042007.html

アメリカへ誤解を解きに行く!」と意気込んでいた自民の有志ですが、ヘタれちゃいましたね。賢明な判断だと思います。ギリギリで理性が働いたのか、それとも安倍首相の発言を受けてのものか。まあ、後者かな。私としてはその熱意をどちらかというとこっちの方に向けて欲しかったんですけどね。

牛肉輸入条件緩和で日米合意…米が食肉施設査察を受け入れ
4月24日12時27分配信 読売新聞


 日米両政府は24日、米国産牛肉の輸入条件緩和の前提として日本側が求めてきた米食肉施設への査察を、米国側が受け入れることなどで合意した。

 松岡農相が24日、閣議後の記者会見で発表した。27日の日米首脳会談で合意内容が確認される見通しだ。

 日米の主張が鋭く対立し、手詰まり状態だった米国産牛肉問題は、打開に向けて一歩前進した。今回の合意により日米首脳会談で牛肉問題の対立が先鋭化する事態はひとまず回避された形だが、輸入条件緩和に対する日本国内の慎重論は強く、先行きは不透明だ。

 米国側が査察を受け入れる一方で、日本側は輸入された米国産牛肉の梱包を原則的にすべて開封して調べている「全箱検査」について、米国側の求めに応じ終了する。

最終更新:4月24日12時27分
Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 牛肉輸入条件緩和で日米合意…米が食肉施設査察を受け入れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070424-00000103-yom-bus_all

全箱検査終了にあっさり合意してるし。「訪米の手土産」と宮崎哲弥が揶揄してましたがその通りでしょう。自民はアメリカに対して力点を置く場所がズレすぎていると感じた今日この頃でした。