南京虐殺記念館にまつわる話

南京記念館を作った人


先日、自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会中山成彬会長)」の
南京事件問題小委員会の記者会見映像を放映した(ここをクリックすると放映開始します。
本ビデオには著作権はありません。WINNYでも何でも撒いてくださって結構です)。
それにからみ入ってきた話だが、 「南京記念館の金を出したのは、当時の総評。
ありもしない虐殺記念館を作って日本から金をせびり、
自分たちにバックさせるという計画でした。こんなに長く続くとは思ってなかったようですが・・・」
なんでも、南京記念館というインチキ展示物は、当時の金で850万円で作られたんだそうだ。
「シナ人は当時、『8000万円カカルヨ』といって、総評から8000万円引っ張ったそうです。
建設費その他の1000万円を差し引いた7000万円はどこに行ったのやら。幹部がポッポしたのか、
それともどこかに献上したのか、あるいはその両方か・・・
いずれにしろ、インチキな建築物のウラにはインチキ連中のカネが背景にあったようです」
近いうちにその資料が出て来るという話がある。私はその日を楽しみに待っている。
http://www.nikaidou.com/2007/06/post_295.html

ソースが「あの」二階堂なので、その分は割り引いて考慮する必要はあるだろうが、なかなか興味深い話ではある。


ちなみにこの記念館にはこういう話もある。

平成19年04月25日  衆議院 外務委員会


○渡辺(周)委員 
その断固違うという意見、意思をどういうふうに伝えるか、
もっと言えば世界にどうアピールするかということだと思うんです。その点については後ほどお答えいただきたいと思います。
今申し上げたいわゆる南京虐殺の記念館、二・二ヘクタールをことし十二月十三日の落成を目指して、
約七十億円、五億四千万元を投じて七・四ヘクタールの大きなものにする。
これは多分、中国国内では、実は世界遺産の登録については、その条件の中で面積基準があって、
五・三三ヘクタールを超えていないと世界遺産になれない。
そんなことあるのかな、面積で決まるものかなと思いますが、中国側ではそれをそう言って拡張しているわけです。
きょう文化庁に来ていただきましたので、あるいは外務省の広報文化交流部に来ていただきましたので、
実際、世界遺産に対してこういう面積基準のようなものがあるのか、もし中国側から本当に申請が出た場合、
たとえ面積をクリアしたにせよ、南京虐殺記念館がなるのか。
ユネスコには、日本の事務側、松浦さんが事務局長、それから大勢の日本人職員がいるわけでありますけれども、
もし申請があった場合、該当するのかどうか。その点はどうなっているんですか。中国側の主張というのは当を得ているんでしょうか。


○土屋政府参考人 
お答え申し上げます。
まず、先生から御指摘ございました世界文化遺産登録の可否に当たっての面積の問題でございますが、
ユネスコ世界遺産委員会におきましては、世界文化遺産の登録に必要な要件として、
構成資産となる建造物あるいは敷地の面積に関する定量的な基準は設けていないというように承知しております。
それから、世界遺産のいわゆる基準でございますが、顕著な普遍的価値を有すること、また真正性、完全性の条件を満たすこと、
また資産の保護がきちっとできる体制ができ上がっていることということでございまして、
これは個々に具体的に判断されるというふうに承知してございます。


○渡辺(周)委員 
そうしますと、これはちょっと古いんです、二〇〇四年の三月十三日のピープルズ・デーリー・オンライン、
中国の人民網というんでしょうか、中国プレスの日本語版を見ますと、
記念館の朱成山館長は、申請は時期尚早だというふうな見方を示したと。
「「記念館は現在のところ、世界遺産への申請の条件をまだ満たしていない」と説明する。」
ユネスコ世界文化遺産への登録条件として、「敷地面積は五・三三ヘクタール以上」の項目を設けている。」
だから、これをクリアするには拡張しなきゃいけないんだということをその中国のプレスは言っているわけですけれども、
これについては、今のお話では、まず面積による最低基準というものはない。
そうすると、この中国のプレスで書いてあることは誤りである、
あるいはこの朱さんという館長の認識が恐らく違っているのかなというふうに思うわけです。
もう一つ、たしか、私がちょっと調べたところでは、世界遺産に登録されるという条件の中には、
そこに事実性というものが入っていますね。つまり、これがないものは、
当然、申請しても恐らくはねられるだろうということでもございますけれども、そういう認識でよろしいでしょうか。

つまり中国は、南京記念館をユネスコ世界文化遺産に登録するために拡張工事を行っていると説明しているのだが、その根拠とされた条件なるものは存在しないそうだ。これは一体どういう事なのか。二階堂のネタを信じるとしたら、これは"さらなる日本バッシング"のための拡張工事といった意味合いは薄れ、その代わりに東アジア特有の"利権談合共産主義(Ⓒ勝谷誠彦)"の匂いがそこはかとなく漂って来た。