軌道修正ですか?宮崎哲弥さん

(某クオリティペーパー風に嫌味ったらしく)
さて、いい加減しつこいと思わている方もいらっしゃるかもしれませんが、今日も宮崎哲弥ネタです。
場外乱闘のような形で橋下弁護士が提訴されてしまったこの光市母子殺害事件ですが、宮崎氏も橋本氏に負けず劣らず各メディアで、安田弁護団の活動を「死刑廃止運動のプロパガンダだ!」などと容赦ない非難を浴びせていました。

しかし、昨日19日に行われた差し戻し控訴審における被告人質問での被告の発言について、今日のテレビ番組での宮崎氏からは、いつもの歯切れのよい論評を鳴りを潜め、ある程度弁護側・被告側の言い分を認めているとも解釈できるような発言まで聞かれました。


宮崎哲弥 光市母子殺害事件について

ニコニコ動画(RC)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1103402




宮崎氏は番組内において、弁護側・検察側・裁判官の質問を精読しても結局「動機と行動がかみ合わず」と書かれたフリップを提示し、被告の供述内容の変遷についての疑義を呈されていました。が、その後、弁護側から取り調べ段階では何故殺意を認めたのかという被告への問いかけを紹介し、「結果的に殺してますから…」という被告の発言をそのまま写したフリップを出し、「私はこの発言はなかなか意味が重いと思いますね」とそれこそ意味深な言葉を残し、視聴者に考えを委ねるような形で論評を締めくくられました。

今までは弁護側の言い分などは歯牙にも掛けず切って捨てていたはずの宮崎氏ですが、如何なる心境の変化なのでしょう?橋下弁護士が提訴されてから、ご自分の発言も微妙に軌道修正をかけにきているのでしょうか?それとも、矛先を弁護側のみならず検察にも向けようとされているのでしょうか?


ちなみにこの被告人質問、並びに原告の本村氏の意見陳述を最も詳細に紹介しているのは、意外にも産経新聞なのです。産経は以前にも安田弁護団の弁護士の意見をノーカットで掲載した事もあり、何故かこの事件については一番熱心なのです。産経の思惑はともあれ、ここまで詳しくそれぞれの言い分を載せてあるのは助かります。
Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 光市母子殺害差し戻し審 被告人質問の主なやりとり
【光市・母子殺害事件 本村洋さん意見陳述要旨】|事件裁判|社会|Sankei WEB


皆様のおかげで、あの傲慢が服を着て歩いていると言われる(言われてない)田村重信氏のブログ、「たむたむの自民党VS民主党(リンクなどするか、ボケ!) 」を抜きました!
∩( ・ω・)∩ばんじゃーい
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