弁護団バッシングは本村さんを傷つけていた

愉快な話題ではないので、なるべく取り上げたくはないですが。
「君の罪、万死に値する」…母子殺害、本村さんが陳述

弁護団の主張がインターネット上のサイトで流され、裁判に関する資料が閲覧できる状態になっていることに言及。「殺害状況が示され、妻の悔しさを思うと涙があふれてきます。怒りなのか、むなしさなのか。家族の命をもてあそばれているような気持ちになる」と複雑な心境を語り、「決して快く思っていません。ネット上の議論を沈痛な気持ちで静観しています」と不快感を示した。

何故弁護団がネットで資料を公開するに至ったか。言うまでもなく橋下弁護士らが「説明責任」を求めて弁護団に対し執拗なバッシングを繰り返したため、その「説明責任」とやらを果たすためだろう。しかしその結果、被害者である本村氏に不快感を与えた事については「説明責任」を求めた側は何も言わず、ブログで醜悪で幼稚な自説を垂れ流すだけ。
橋下徹のLawyer’s EYE : 原告らのあまりにも身勝手な法律上の義務
原因は外野で騒いだ彼らにあるというのに。
私がこの事件で「正義」を掲げて大声で喚き散らす輩が好きになれないのは、彼らが掲げる「正義」とやらが酷く捻じ曲がって見えるからだ。ブクマコメントでも述べたが、私自身は被告が死刑になろうが興味はない。ただ、弁護活動を報道で圧力を加えて曲げさせようとするような流れに対しては、断固として異議を唱える。


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