宮崎哲弥氏の認識は誤っているのか

宮崎哲弥氏の30年おくれの経済学 - 池田信夫 blog

日本の赤字国債のほとんどは日本国内で保有されている。政府が借金しているのは日本国民に対してであって、外国に対してではない。だからこそ、これだけ国債を発行しても、価格が下落しないのだ。

なるほど、国内で債券を発行すれば価格は下がらないのか。それじゃ民間企業は、国内なら債券を無限に発行できる・・・わけないだろ。内国債か外債かということは、金利(債券価格)とは何の関係もない。金利を決めるのは、日本政府の支払い能力と債券市場の需給関係である。

 良く聞く議論ですね。国民が国債を買ってるから外国よりマシだのなんだの。果たしてこの説明で正しいのか私には判断出来ませんが、これにつけられたブックマークを見ても池田氏への批判はあっても宮崎哲弥氏の説を擁護するコメントが見られないので、この点については宮崎氏は間違っていると見做してよいのでしょう。