戦極第八陣 感想

戦極の試合を見た順に感想書いてこっと。


毛利昭彦 vs 真騎士
4点ポジションにおけるサッカーボールキックを食らって毛利の反則勝ち。
ですが、実力では真騎士の方が上でした。
普通にパンチで追撃してりゃあ勝ってただろうに、勿体無い。
秋山選手と対戦した三崎選手と同じ過ちを…。
UFCでもDREAMでも戦極でも、現在の主要なMMAイベントでは
サッカーボールキックは禁止されてるっつーのになんでやっちゃうんだろ。
思わず本能的に足が出るのかもしれませんが、そこをぐっと我慢するのが総合格闘家ですよ。
次に期待。


トラビス・ビュー vs スタニスラブ・ネドコフ
金的食らいまくったトラビス・ビューの判定勝ちかなと思いきや、
ネドコフのストレート一閃。KO勝利。
パンチはえー。とても重量級とは思えません。
もっさりした大振りのパンチしか打てない格闘家と、
重量級でも軽やかにパンチを繰り出せる格闘家の違いってどこにあるんだろ。


瀧本 誠 vs マイケル・コスタ
足関で決まった試合に感想を付けるのは難しいw
アンデウソン・シウバが足関決められた時も微妙な心持になったもんです。
まぁ、とりあえず負けたら引退を覚悟していた滝本さん、おめ。


マルロン・サンドロ vs ニック・デニス
マルロン・サンドロが衝撃の秒殺KO。
柔術家と言いながら打撃で圧倒って…。
穴が全く見えないんですけど…。
格闘家を肩書きで判断する事ほど無意味なモンはないのかも。


金原 正徳 vs ジョン・チャンソン
んー。びみょうw
判定で金原の勝ち、なんですけど、
ジャッジの一人がストレートで金原に付けてましたね。
それほど完封してたかって言われると苦笑いするしかない。
1Rはほぼ完璧に金原がチャンソンを封じてましたが、
2Rは互角に盛り返され、
3Rではチャンソンに押されていたようにしか見えませんでした。
だからどっちに転ぶか分からない判定になると思ってた私は、その採点には疑問だなぁ。
ホームタウンディシジョンとか思いたくないよ?


シャンジ・ヒベイロ vs KEI 山宮
打撃も強い柔術家ってのは反則だろ!w
いや、冗談ですが。
寝技じゃ勝ち目ないからスタンド勝負を挑んだらKOされたでござる、の巻。
でも山宮選手もタックル切ったりいい動きを見せてくれました。


横田 一則 vs レオ・サントス
うーん、横田はいい選手だ。
結果は横田スプリット判定勝利だけど、柔術家相手にマウント取られた場合の対処をしっかりとしてきて
マウント→バックマウント→相手の背中がマットに付くバックマウント→体を捻って自分がガードポジション
この一連の流れを見事に2回も成功させるとは。
素直に驚嘆しました。
試合内容は一進一退で判定は分かれましたが、
ポジション取られてもしっかりとこのように返していたのも好印象だったんでしょう。
柔術家にバック取られたら一方的にボコられるだけって光景を何度も見てきたので、
いいモン見せてもらいました。
さっすがGURABAKA。


小見川道大 vs ナム・ファン
気持ちを剥き出しにして勝った小見川道大選手。
とても戦績が6勝7敗の選手とは思えませんでした。
それほど動きが素晴らしかった。
チャンスと見るや全力で叩き潰す。
無呼吸連打20数発。
まだまだ荒削りですけど、こういう格闘家は好きです。


日沖発 vs ロニー・牛若
相手がガードポジションからトップポジションに体勢を入れ替えようとした隙に三角締め
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs セーム・シュルトの再現。
なんという日沖の才能、センス、技術。