アメリカ人は原爆投下が正しかったと考えてる人が大多数?

そんな事はない。
ギャロップ社の世論調査によると、1945年時点では原爆投下が正しかったと考えている人は88%程度。しかし2005年の調査によるとその数字は57%、実に30%も減少し、正しくなかったと考えている人は38%にまで上っている。被爆者の証言による原爆の恐怖を描いたドキュメンタリー映画ヒロシマナガサキ(原題 ホワイトライト/ブラックレイン)」の監督、日系3世のスティーブン・オカザキ氏は、英訳された「はだしのゲン」を読んだ時の衝撃を原動力にこの映画を撮る決意をしたという。
核は拡散している。しかし核兵器の持つ非人道的性質への認識もまた、確実に世界中に拡散・浸透している。