実名制が言論の質を担保しない事の実例

最近の週刊オブイェクト上でコメントのやり取りをしていたのですが、一通りやり取りが終わった後に軍事評論家の井上氏のこんなコメントが。


民間軍事会社陰謀論は無理・無茶・無謀 : 週刊オブイェクト

はてブのコメントなんかを見ても、hagakurekakugo氏は「陰謀論者に対して先回りして論旨を展開、説得すべき」という考えがあるようですから、たまたま私の発言の流れがそれに近い形になったのを見て、我が意を得たりとハッスルしたんじゃないでしょうか。
とどのつまり、都合の良さそうなものを都合のいいように解釈する、という点では陰謀論者と似たメンタリティではないかと愚考します。
Posted by 井上@Kojii.net at 2008年04月23日 09:45:09


私の発言を見れば分かる通り、民間軍事会社の件はfinalvent氏、JSF氏の該当エントリの2コメント目、井上氏のブログの3例で触れられているので、十分予想されうるのではないでしょうかと提案しただけです。井上氏のブログは3例の中の一つに過ぎません。自意識過剰と言うものです。「ハッスル」などという悪質な印象操作の言葉まで使用して…。呆れました。

自分のブログが例に挙げられているからと言って、都合のいい解釈をしているのは貴方です。さらには「陰謀論者と同じメンタリティ」?私のような陰謀論嫌いの人間をつかまえて冗談はたいがいにしてください。そこまで貴方の勝手な妄想を膨らませられてはたまったものではありません。

私には、この井上氏のコメントにはただ私の事を中傷したいという意図しか汲み取れません。それまで私に紳士的に対応してくださった匿名の方のコメントと比較しても、圧倒的に言論の質としては低いと言わざるを得ません。


池田信夫氏が実名にすれば言論の質は上がるとの仮説を唱えてましたが、私はこの一件で全くそれが的外れである事を確信しました。