北朝鮮が6ヶ国協議における日本の除外を望んでる模様

北朝鮮の内閣などの機関紙「民主朝鮮」は２１日、同協議への「日本の参加資格について真剣に論議せねばならないときが来た。協議参加資格をはく奪するのは、至極当然だ」として、日本の参加継続を問題視する論評を掲載した。

北朝鮮に強硬的な金美齢氏などがしきりに「日本は6ヶ国協議から抜けろ！」と主張されてきましたが、奇しくも北朝鮮もそれを望んでいたようですね。
増元照明からのメッセージ

2007.12.27
「我侭な、」
私たちは、いつまでも北朝鮮サイドの時間稼ぎに付き合っているわけにはいかない。「拉致被害者の救出」は急を要しているのであるから、早期に核問題を終わらせなければ「人権問題」に進むことが出来ない。このようなことばかり起きるのであれば、日本政府は「六者協議」の枠組みからの脱退を考えなければならないのではないか？

と仰っていた増元氏ですが、
増元照明からのメッセージ

2008.10.21
「孤立化はない！」
　北朝鮮が、日本の六者協議参加資格の剥奪を主張しはじめたようだ。北朝鮮の機関紙「民主朝鮮」−何処が民主か知らないがーの主張として、冒頭の主張を始めた。
　これは暴論であり、そもそも「六者協議」では、北朝鮮の核廃棄に向けた作業部会があり、その中で「日朝間の諸問題」に関して進展させていかなければ、総括的解決はない。との立場である。その点からすると、「日朝間の主要問題」である「拉致問題」の解決に対して消極的であり、非協力的な姿勢を続ける北朝鮮こそ、資格を剥奪されるべき行為を繰り返している。

北朝鮮自身の「日本は抜けろ！」との主張を受け、脱退を主張する事は難しくなってしまったようです。