『テロの経済学』は現在のアフガンには当てはまらないかも

テロの経済学

テロの経済学

FujiSankei Business i. BOOK DEBUT/テロの経済学

それによると、「テロリストは十分教育を受けており裕福な家の出身である傾向がある」「国際テロリストは貧しい国よりも中所得国の出身である傾向が強い」と分析する。
 また、テロリズムの重要な決定要因は「市民的自由と政治的権利が抑圧されるとテロに走りやすい」という。そして意外にも、「最高の教育を受けている人や高所得の職業に就いている人の方が、社会的に最も恵まれない人たちよりも過激な意見を持ち、テロリズムを支持する傾向がある」という。

アフガン情勢-世界の論調批評 

シュピーゲル10月13日付で記者のSusanne Koelblが、暴力と汚職が拡大、政府がタリバンに立ち向かう能力を失っているアフガン情勢について報告しています。
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タリバンの指導層は数百人、戦闘員は5千人だが、1万6千人ほどの臨時戦闘員の多くはイデオロギーよりも援助物資の配分に関心があること