どうせなら最強形態になったアメリカに勝ちたいものだ

　WBC優勝おめ。私も優勝の知らせを聞いた瞬間は「っしゃあ！」と雄叫びを上げたものだが、冷静になってみると、全力で勝ちに来てたのは日本と韓国ぐらいだったのでは？肝心の主催国であるアメリカのメンバーやモチベーションが、完全かつ最高とは言い難いという指摘もある。やる気の欠けた相手に勝って喜んでるって構図がちょい癪だ。日本がアメリカに勝ったと言っても、フリーザ第一形態に勝ったようなものだろう。その証拠に、今回のアメリカはあまりにもあっけなさすぎた。今の日本なら最強形態のアメリカにも勝てるだけの力は十分にあったと思えただけに、アメリカのやる気の無さが残念だった。弱い相手に勝っても面白くない。今回は韓国が憎らしい程に強かったのがあの劇的な決勝戦を生んだのだが、もし韓国が弱かったら、WBCは全く盛り上がらなかっただろう。このままなんの改革も行われず推移していくなら、世界最強を決めるWBCの意味合いってのが薄れてしまわないだろうか。